【営業】海外へ日本のものづくりを届けたい。聞く力と正直に語る力で磨く営業力。
Profile
2021年入社/経営学部出身/営業
仕事の概要
新卒入社してからの2年間は、露光装置以外の製品の営業がメインでした。3年目からは半導体のチップが乗るパッケージ基盤に電気回路を書き込む露光装置の営業を行っています。
最初は技術的な部分が分からず、打ちのめされることもしばしば。商談を重ねてお客様と会話することが、いちばん勉強になっています。製品を数十年前から使ってくださって非常に詳しいお客様から教えていただく場面もありました。社内の技術者にも教えを乞います。おかげで、自分で調べたり、物事をよく考えてみたりする習慣が身についてきました。
営業という仕事に関しては、文系出身の先輩も大勢いますし、勉強しようという姿勢があればあまり心配はいりません。
入社を決めた理由

大きく2つあります。1つは、人事イベントや面接を通して社風が自分に合うと感じたこと。コロナ下の就職活動で、対面で面接できたのは唯一、ウシオ電機だけでした。インターンから最終面接まで全て対面で、会社の雰囲気がリアルに感じ取れました。大学のゼミの教授が「ニッチで技術力が高く、すごくいい会社だよ」と教えてくれたことも、後押しになりました。
2つ目は、グローバルに事業を展開していた点です。大学では国際経営学を学んでいて、日本のものづくりの技術を世界に広める仕事をしたいと考えていました。ウシオ電機の営業ならばその願いがかなえられると思いました。
自分のポリシー
まずは、正直であることを大切にしています。当社でどんな課題があろうがお客様には関係ないこと。何か困ったことがあっても正直にお伝えして説明責任を果たすことが大前提だと考えています。
同時に、聞き上手であることも意識しています。営業というと話し上手だと思われがちですが、まずはお客様の要望をきちんと聞き、それを社内に展開して社内の情報もしっかり聞くことが重要です。営業は板挟みになりがちなので、工場側との連係も意識して自分なりに落としどころを常に考えています。また、お客様との会話は表面的な部分にとらわれず、言葉の背景や本当にやりたいことは何なのかを理解するように努めています。
この仕事の醍醐味

単価が非常に高く、技術的な専門性が高い製品を販売する大変さは日々感じています。技術や製造、生産管理など他部署の協力を得ながら、時に上層部も巻き込んで進めていきます。露光装置は、新しい製造ラインのキャパシティアップといった攻めのフェーズでニーズが生まれる場面が多いと感じています。したがって、お客様の製品や製造プロセス、ビジネス状況や事業計画を知った上で価値を感じてもらえる提案をしなければならないので、情報収集も欠かせません。
ウシオ電機という組織
ウシオ電機にはやりたいことに挑戦させてくれるボトムアップな風土があります。プロジェクトにおいても「どう思う?」「たたき台を自分でつくってみて」と、若手の思いをすくい上げてくれます。そもそも若手のうちから、取引金額の大きい案件や先端ビジネス、大企業との取引に関われるのは貴重な体験です。露光装置の営業は、引き合いから売上まで2~3年かかる案件もある息の長い仕事なので、関係部署の皆さんとともに、一つの案件をやりきった時に感じる達成感は、大きなやりがいになっています。
育児休業も、2023年10月に1ヵ月取得しました。私の周りの男性は、ほぼ全員育児休業を取っているのではないかと思います。有給休暇も含め、とても休みやすい環境です。休日の大半は家族との時間を大切にしつつ、ときどきは趣味の野球やゴルフもしています。
将来の展望
海外駐在を目指しています。露光装置は海外のお客様も多く、現地法人を置く国もあります。語学力はもちろん、海外ではある程度、自分自身で判断できる力が必要です。目の前の仕事がどう数字につながるのか、事業を深く理解して経営的な視点を持った上で海外へ出られるよう、実力を磨いていきたいです。


あなたのとって「光」とは?
光は幅広い分野への応用が可能なものです。ウシオ電機に入社して、光には幅広い波長帯があり、目に見えない光にも重要な役割があることを知って感動しました。私たちは光なしでは生活できないですし、潜在的ニーズを満たすような光を応用した技術や製品がまだまだあるのではないかと思います。そんな可能性を秘めているのが光だと思います。