【開発設計】開発リーダーとして喜びを分かち合いたい。
Profile
2019年入社/物理学専攻出身/開発設計
仕事の概要
入社してから5年半、さまざまな製品の設計業務を担当していました。7年目の今は、UX-4という大面積露光装置の次世代機の開発リーダーとして、開発計画策定、詳細な仕様の定義、光学・メカ・電気・ソフトの設計フォロー、開発費の管理など“俯瞰する”仕事をしています。技術メンバーとはお互いに教え教わりながら、全員が納得して楽しむことを目指しています。
マーケティング部門や営業部門と毎日のように開発の方向性を議論したり、生産部門と生産計画について会話を重ねたり、製造のしやすさをヒアリングして設計に落とし込んだり、調達部門と連携してコストダウンを図ったりと、多くの部門と協力し合いながら開発を進めています。
入社を決めた理由

企業理念と会社の雰囲気から、個人として成長しながら働くことができそうだと感じました。「社員一人一人の人生の充実」という企業理念に、ウシオ電機の個性と魅力を感じました。会社や社員の雰囲気は、他の企業と違う明るさがあります。面接では、自分の研究内容を30分間プレゼンする場面があり、シンプルに技術のことを楽しく会話できたのも印象的でした。大学院での研究は仕事にそのまま生かせないほどニッチだったこともあって、就職活動では業務内容よりも働いている人や会社の雰囲気を重視していました。今は当時の直感を信じてよかったと思っています。
自分のポリシー
「いかにサボるか」と「いかに楽しむか」にこだわっています。
「サボる」とは、目的を果たすために最もシンプルな方針と計画を立て最短距離で実行するという意味。「無駄な行動をしない」ことを日々意識しています。
起きている時間の半分以上は仕事をしているので、楽しいほうがいいと思っています。自分がやりたいことや何をしたら楽しいと感じるかという感性を見失わずに、仕事と自分の人生の充実を一致させることを意識しています。
会社の体制としても、そういったライフスタイルが無理なく実現できる環境です。社員同士がリスペクトを持ち、お互いのプライベートとキャリアを尊重しています。学生時代の友人たちと話をしても、業績以外で他社をうらやましいと感じたことはなく、逆にうらやましいとよく言われます。「ワークライフバランス」や「多様性」といった言葉は、時代がウシオ電機に追いついてきたと思えるほど浸透しています。
ウシオ電機で見出した“光”

リーダーにはもともとあまり興味がなく、自分がやることになるとは思っていませんでした。今は、チーム内でイメージが共有できて全員で同じ方向を見て進むことができ、さらにそれをチーム全体として認めてもらえることで、やりがいを感じています。私はサッカーをずっとやってきて、今は休日にフットサルを楽しんでいますが、ポジションによってキャラクターの向き不向きがあるところはチームでの仕事に通じると感じています。
まだまだ開発中なので、モノができて感動に浸るのはまだこれからですが、近い将来、完成して売上に貢献できたときに、関係者全員で喜びを分かち合いたいですね。
将来の展望
光学設計が自分の技術の軸なので、これからも大事にしたいと思っています。将来的には、新しい光学システムを通して、世の中に新しい価値をつくりだしたいという野望があります。新しい価値を提示できるような設計となるとかなり難易度が高く、自分にとって非常にチャレンジングな仕事になると思っています。


あなたのとって「光」とは?
光は物理現象の基盤でありながら、無限の可能性を持っているところが魅力です。人間は光があることでモノを見て、植物は光合成して自らに必要な栄養を生みます。光は「あかり」として「エネルギー」として生命にとって基本的で重要な役割を担っています。さらに、露光のように微細構造を描くことができたり、モノを加工できたり、病気を治療できたり、プロジェクションマッピングやホログラムのように人に感動を与えることもできます。光にできることはまだまだあると思いますし、その無限の可能性を使いこなすことで、未来はさらに面白いものになっていくと期待しています。