【調達】ものづくりの真髄は工場に。社内外と連携し、生産現場を支える。

Profile

A.K

2020年入社/経営学部出身/調達

仕事の概要

入社5年目までは、生産計画を立てて他部署や工場内のメンバーと連携しながら納期や品質などをコントロールする生産管理部門で働いていました。6年目となる現在は調達部門で、装置の製造に必要な部材の調達業務を担当しています。私のポリシーは「納得感を大切にする」ということ。自分自身はもちろん、関わる相手の納得感も大切にしながら、後々問題にならないよう丁寧なコミュニケーションを心がけています。段取りがうまくいかないと大きなミスに繋がる職種だからこそ、このポリシーを意識してきました。

入社を決めた理由

大学2年時のゼミで海外工場を持つ日系メーカを視察した際、国境を越えて価値を届けるものづくりの世界に憧れを抱きました。就職活動時に興味を持ったのは、誰もが知るような人気メーカーではなく、「実は社会や産業を支えている」というニッチな分野での隠れた世界トップシェアメーカー。前面に出るより、影でサポートする自分の性格に重ね合わせている側面もあります。ウシオ電機を選んだ最終的な決め手は、インターンで出会った社員の方々の人柄です。穏やかで真面目、そして丁寧な方が多く「こういう人たちと一緒に働きたい」と強く思い、入社を決意しました。

この仕事の醍醐味

生産管理の最大の魅力は、会社内のさまざまな立場の人や業務に触れられることです。まるで生産における“司令塔”のような存在として、他部署と連携しながら全体を調整する役割を担います。何億円もする装置を、お客様が求める納期通りにつくり上げて出荷できた時の達成感は格別です。
現在の調達部門では、単に「部材を買う」だけではなく、「なぜその取引先から購入するのか」という戦略的な視点で業務に取り組むことができます。いかに原価を抑えつつ、納期を守れるか。いかに良い取引先を見つけて関係を築けるか。そのバランスを考えながら市場調査から始まり、最適な調達戦略を立てていくことに、この仕事の醍醐味を感じています。

ウシオ電機で見出した“光”

入社前に想定していたのは本社勤務。しかし、配属されたのは工場勤務でした。知り合いもいなかった関西の工場ということもあり、正直に言うと当初は戸惑いと不安でいっぱいでした。でも、今では「この配属じゃなきゃダメだった」と胸を張って言うことができます。あくまでものづくりの本質は工場。どういう人たちが・どういう工程で製品をつくっているのか。現場に立ち、間近でその真髄に触れることでキャリアの基盤になる経験を得ることができました。
関東の工場に異動するまで新卒から3年間勤務しましたが、関西を離れるときには号泣してしまうほど良い経験となりました。

将来の展望

若手のうちは、まだやったことがない部署を経験していきたいと考えています。もともと調達部門に異動したのは、社内だけでなく社外の方とも連携しながら仕事をしたいと考えたから。購買先との関係性を築くことに挑戦しながら、自分のやりたいこと・得意なことを見極めていきたいと考えています。もし社外向けのコミュニケーションがフィットすれば、将来的には営業のような仕事に挑戦する可能性もあるかもしれません。ウシオ電機には、明確な目的を持っていれば、手を挙げた人にチャンスを与えてくれる環境があります。柔軟にキャリアプランを描きながら、さまざまな経験を積んで会社全体を知る人材になりたいと考えています。

あなたのとって「光」とは?

正直、入社前は「そもそも光って何だろう?」と思っていましたが、今では光の持つさまざまな働きと可能性を実感しています。光には多くの機能があり、社会課題の解決にも貢献できる存在です。直接技術開発に携わっているわけではありませんが、光の価値を世の中に広めていく一翼を担っていることがやりがいにもなっています。「未来は光でおもしろくなる」という会社のキャッチフレーズ通り、可能性に満ちた分野で働けることに誇りを感じています。

Feature Contents

若手社員座談会
安心してキャリアを築ける環境がある

【営業】海外へ日本のものづくりを届けたい。聞く力と正直に語る力で磨く営業力。

【プロセス開発】化学からものづくりの世界へ。技術と社会をつなげる架け橋になる。

【開発設計】ものをつくるだけじゃなく、価値を届ける。チームワークで課題を解決。

【開発・マーケティング】生物から工学の世界へ飛び込んで見えたこと。

【研究開発】充実した研究開発環境とチームの中で成長し、光の可能性を拡張する。