ウシオの魅力に触れる
ウシオ電機って何の会社?
「光」にできることって何だろう?
そんなことを真剣に考えていたら、
いろいろなビジネスが生まれました。
皆さんは「ウシオ電機」という会社名を聞いたことがありますか?
もしかしたら、あまり馴染みがないかもしれませんね。
でも実は、皆さんの身の回りにある様々な場所で、
ウシオ電機の技術が活躍しているんです。
ウシオ電機は、「光」をコア技術とするメーカーです。
私たちの生活に欠かせない、
目には見えないけれど非常に重要な
「光」の技術を追求し、社会に貢献しています。
創業以来、一貫して光の会社です
1964年の創業以来、一貫して「光」の可能性を追求し続けてたウシオ電機。創業者の牛尾治朗は、まだ世の中に光の技術が十分に認知されていない時代から、「光には無限の可能性がある」と信じ、その研究開発に情熱を注ぎました。
当時、日本の産業界は高度経済成長期を迎えており、様々な分野で新しい技術が求められていました。ウシオ電機は、そのニーズに応えるべく、独自の技術で光源を開発。特に、他社が手掛けていなかった特殊な光、例えば紫外線(UV)や赤外線(IR)といった「見えない光」の領域にいち早く着目しました。創業当初は、写真の現像用ランプや、コピー機用の光源といったニッチな分野からスタートしました。しかし、そこで培われた高い技術力と、お客様の課題を解決しようとする真摯な姿勢が評価され、徐々に活躍の場を広げていきました。

CHECKPOINT
ウシオ電機の5つの「初めて」
ウシオ電機に刻まれてきた「世界初」や「日本初」といった挑戦の歴史。
例えば、国産初のハロゲンランプ開発、世界初のショートアークキセノンランプの量産、世界初の高出力UV-LED開発など、ウシオは常に時代の先を行く「光」を創造してきました。

1964年
キセノンランプ
キセノンランプを搭載した映写機でカラー映画の試写を行い、映画の常識を変えた。スペクトルが太陽光に近く、“小さな太陽”と言われ、映写機、ソーラーシミュレーターなどの光源として、多様な用途を持つ。

1966年
ハロゲンランプ
日本初の国産ハロゲンランプ開発成功し、1967年にはコピー機に採用された。半導体向けEpi結晶成長装置用にも産業用加熱光源として広く普及。

1975年
ソーラーシュミレーター
水冷式クセノンショートアークランプを宇宙開発事業団(現JAXA)に納品。政府のサンシャイン計画にも参画し、世界で唯一のソーラーシミュレーター向け光源ユニットメーカーの地位を確立。この開発で培われた様々な技術が露光装置をはじめとする光学関連装置の基礎となった。

1993年
エキシマランプ
世界初の洗浄用エキシマランプの販売を開始。エキシマ光DRY洗浄にする事で、高効率に加え、従来の薬液使用WET洗浄では発生していた廃液をゼロにして環境負荷を低減。

2010年
UX-4
水晶デバイスなど小さな電子部品用に大面積を一括で投影できる露光装置を開発。
CHECKPOINT

「会社の繁栄と社員一人ひとりの人生の充実を一致させること」
「会社の繁栄と社員一人ひとりの人生の充実を一致させること」。この言葉は、ウシオ電機創業者である牛尾治朗の経営哲学を象徴しています。
経済同友会代表幹事や経済財政諮問会議議員など、財界の要職も歴任し、日本経済の発展にも尽力されました。2023年に92歳で逝去されるまで、一貫して会社と社員、そして社会への貢献を追求し続けた生涯でした。
成長する「光」市場のリーディングカンパニー
ウシオ電機は、創業以来「光」一筋で事業を展開してきました。そして現在、この「光」の市場は、私たちの想像以上に大きな広がりと成長を見せています。
売上高1,776億円

ウシオ電機の2024年3月期売上高は1,776億円。これは、世界中の産業を「光」で支える当社の事業規模と、市場からの厚い信頼を示す数字です。
研究開発費128億円

未来を切り拓く光技術の追求に、128億円もの研究開発費を投じています。常に最先端を走り、新たな「光」の価値を創造しています。
従業員数6,013人

世界中に広がる45社のグループ会社。グローバルなネットワークを持つウシオ電機では、各国・地域のニーズにきめ細かく対応し、最適な光ソリューションを提供しています。
知ってほしい。私たちの基本姿勢
ウシオグループ企業理念
1 会社の繁栄と社員一人ひとりの人生の充実を一致させること。
2 国際市場において十分競争力のある製品・サービスを 提供すること。
3 優れた製品、新しい研究開発を通じ進んで 社会に貢献すること。
4 オープンで自由な企業活動を通じ 競争力を高め安定利潤を確保すると共に 企業の社会的責任を果たすこと。
CHECKPOINT
理念が育む社員の成長と貢献
オープンな雰囲気の中で、社員同士がアイデアを自由に発信できる風土こそが、会社の競争力、ひいては社会への貢献へと繋がります。ウシオグループでは、理念を大切にしながら、社員が輝く未来をつくりあげることにこだわります。
光に拘ってる人が沢山います
光の可能性を信じて

「こんな新しい用途で光は使えないか?」
「もっと精密に制御できないか?」——
社員一人ひとりが、常にこうした問いに向き合い、
既存の枠にとらわれず、
新しい光の価値創造に挑戦しています。
その情熱と専門知識が、ウシオ電機の「光」技術を支え、社会の未来を明るく照らしているのです。
世界中のいたるところで、ウシオの「光」が社会を動かし、
より良い未来を創造している
ウシオ電機の「光」の技術は、日本国内にとどまらず、世界の最先端技術や人々の生活を支えています。私たちの製品は、スマートフォンやPCの製造工場、映画館、医療現場、そして環境分野など、多岐にわたるグローバルな産業で活躍しています。

世界中に45社ものグループ会社を展開し、各地域のニーズに合わせたきめ細やかなソリューションを提供。例えば、半導体製造装置に不可欠な光源は、世界中の主要な半導体メーカーに採用されています。また、水殺菌用UVランプは、世界中の飲料水インフラを支え、安全な水供給に貢献しています。
ESG経営
ウシオのESG経営は、企業理念でも示している通り、社会価値の提供のその先に経済価値があると考えており、2030年に向けて目指す姿を定めた「Revive Vision 2030」の達成に向け、マテリアリティである「5つの経営のフォーカス」にグループ一丸となって取り組んでいます。

ウシオのサステナビリティ
