キャリア社員座談会
多様なキャリアが活かされる挑戦の場
Member profile

K.H
プロフィール
播磨事業所でフラッシュランプ装置の技術部電気担当。前職は大型遊具施設の制御設計、前々職はスプリングエイトで大型実験装置の電気開発を担当。PLCプログラミングや制御盤設計が専門。

Y.H
プロフィール
AUCC事業部でアプライドマテリアルズ社との協業による露光機の営業を担当。理系院卒後、化学商社、外資系化学メーカーを経て現職。

W.B
プロフィール
経理財務部経理課で単体決算や税務関係を担当。経理職一筋のキャリアで、前職では単体から連結、税務まで幅広い経理業務を経験。実務理解のある環境でフル活用できる会社を求めて転職。

K.T
プロフィール
研究開発推進グループで新規研究テーマの立案やサポートを担当。博士課程修了後、スタートアップ2社、大学助教を経て現職。産学連携の橋渡し役として活動。
概要
外資系企業や研究者など、異なるバックグラウンドを持つ4人の中途入社者が語る、ウシオ電機という会社。それぞれの経験がどのように活かされているのか。また、それぞれが感じるウシオ電機という組織の特徴とは。それぞれの視点で語ります。
ウシオ電機との出会い
——皆さん、それぞれ異なるキャリアをお持ちですが、なぜウシオ電機を選ばれたのでしょうか?

K.H
前職は大型遊具施設の制御設計をしていましたが、出張が多く、しかも1回の出張が半年から1年間という長期間に渡る環境でした。そこで子育てとの両立を考えて、転職を検討したんです。
ウシオ電機では、自分のスキルであるPLCプログラミングや制御盤設計にピンポイントで合致する募集があったこと、また、たまたま実家の近所の方がウシオ電機で働いていて「いい会社だよ」と教えてくれたことが決め手でした。

Y.H
前職は外資系でディスプレイ領域を担当していましたが、日本のディスプレイ市場が右肩下がりの中で、もっと伸びている業界でグローバルに働きたいと思って転職活動をスタート。グローバルに事業を展開している日系企業を視野に入れたときに、ディスプレイに使用される露光装置に携わっていたウシオ電機の方から声をかけていただきました。面接では外資系のカルチャのままカジュアルな服装で臨んだのですが、それでも違和感なく受け入れてくれたり、内定の承諾も4ヶ月も待っていただくなど、懐の広さを感じて入社を決意しました。

W.B
転職活動では、私のバックボーンでもある経理の経験をフル活用できそうな会社を探していました。ウシオ電機では、入社後に上司になる方が面接を担当してくださり、話していく中で「実務の難しさや価値を深く理解してくれている方だな」と実感したのを覚えています。しかも、話を聞けば裁量権も与えてくれる風土であることが伝わってきたので、どんどん興味が湧いてきました。露光装置や半導体業界など、未知の領域に携われること、しかもそこで高いシェアを誇っている組織で働けることもワクワクしましたね。

K.T
私は博士課程で光の研究をしたのち、スタートアップ企業のメンバーや大学で研究者を経験。アカデミックとビジネスの世界を行き来しつつも、一貫して光を軸にキャリアを築いてきました。スタートアップ企業は、強力なソリューションの種は開発できるけれどなかなか量産化が難しい、大学では新たな技術を生み出せても製品化が困難といった課題を感じていた中で、ウシオ電機なら研究開発から製品化まで一貫してできると期待しました。また、アカデミックな分野との連携を強化したいという会社のニーズと、私の経験がマッチしていたことも転職の動機になっています。

ウシオ電機での働き方
——実際に入社されて、どのように働かれていますか?

K.H
「中途だからできるだろう」と言ってぶっつけ本番ですぐに業務を丸投げされるようなことはなく、自走できるまで手厚くサポートをいただけるのはウシオ電機の良さだと思いますね。また、大型遊具という光と異なる領域で働いていた経験があるからこそ、直面する課題に対して新しいアプローチで提案することができている気がします。

Y.H
前職までは「材料」を提案する営業だったのですが、ウシオ電機では「装置」を提案する営業に変わりました。前職よりも販売後のフォロー期間が長かったりと、装置営業ならではのスタイルに最初は戸惑いましたが、徐々に慣れていきました。一方で、これまでに経験した3社での人脈を活かして商談につなげたり、プレゼンの見せ方や資料作成のノウハウを転用したり、前職までのスキルや経験は十分に活かすことができています。周りもそんな私の長所を信頼してくれて、販促資料の整備を任せてくれたこともありました。

W.B
ウシオ電機では扱っている商品が多岐に渡るため、今まで経験したことのない知識が求められることもありますが、そういった課題を解決して新たなスキルを得られるのはおもしろいですね。また、Y.Hさんも言っていた通り、中途入社者の知識や経験を歓迎してくれる風土が、ウシオ電機にはあると思います。私も前職での経験を活かして、業務フローの改善提案なども採用してもらいました。

K.T
たしかにそうですね。「アカデミックな領域との連携強化」という会社のニーズに対して、私が培ってきた経験を信頼して、任せてくれています。だから、価値も発揮しやすい環境だなと思いますね。
一方で、ウシオ電機に入社して実感した大きな変化は「マインド」の部分。大学では学術的な新しさが求められましたが、企業では「市場に求められるものをつくる」という意識が必要。この意識の転換が重要でした。

中途入社者から見たウシオ電機という組織
——皆さんが感じるウシオ電機の良さはどのようなところでしょうか?

K.H
立場や社歴に関係なく、最もいい提案をどんどん受け入れようとしてくれる会社だと思います。「たとえば今まではこういうやり方でやってきた」というサンプルは教えてくれるけれど、それに固執する必要はありません。むしろ「本当にそれでいいのだろうか?」と問い直すことが奨励され、新しいパターンを試すことにも寛容です。

Y.H
私も同感です。どの立場の人が言っても、「それが正しい」と思ったら周りが積極的にサポートしてくれますよね。ある意味、中途入社者って、まっさらな状態で、客観的な視点を提示できる存在だと思うんです。私自身、かつてウシオ電機が苦戦していた事業に対して「将来を見据えたときに、こういう開発が絶対に必要だと思う」と提案したら、そのフラットな提案に共感してくれる方がどんどん増えて、実際にリリースまでこぎつけたこともありました。

K.T
語弊を恐れず言えば、“好き勝手やりたい人”にはフィットする会社だと思います。つまり、やるべきことをやっていれば、自由に活動していても許容してくれる風土がある。正直、入社前はウシオ電機に堅いイメージがありましたが、実際は柔軟な会社でした。新しいツールの導入やDXなども積極的で、業務改善への意思を全社的に感じます。

W.B
大手だけど、アットホームな方が多いですよね。やりたいことに対して最初から否定する姿勢ではなく、周りがサポートしてくれる環境です。
——ウシオ電機の伸び代を、どのようなところに感じていますか?

K.T
研究開発と事業部の連携がもっと取れると、さらにいい組織になるのではないでしょうか。たとえば、海外の展示会に参加する際、研究開発メンバーと営業メンバーが事前に密に連携することができれば、お客様との関係構築がもっと効率的にできるのでチャンスが広がると思っています。

Y.H
一方で、研究開発と事業部が、それぞれ独立しているメリットもあると感じています。私たちのような事業部が日々の経営を支えるので、研究開発には目先の売上にとらわれることなく、中長期的な視点で思う存分取り組んでもらいたい。その方が、未知の分野で花開く可能性もあると思っています。

W.B
経理の視点で言うと、ウシオ電機は研究開発にかなり投資している会社だと感じます。失敗も含めて、さまざまなチャレンジを通じて“当たり”を見つけることができれば、間違いなく会社の発展にも繋がるはずですから。

求職者へのメッセージ
——最後に、中途入社を検討している方にメッセージをお願いします。

K.T
多様性がある会社だと思います。日本企業で経験を積んできた方、外資系企業を経由してきた方、また私のようなアカデミック経由の人材など、さまざまなバックグラウンドの人を柔軟に取り入れて、自発的な活動も許容してくれます。しかも、それをちゃんと評価してくれる会社です。自分の強みを活かしたい会社を探している方には、ぜひチャレンジしてもらいたいです。

W.B
規模の割には一人ひとりの裁量も多く、自分で考えて自分で動くことができるので、やりがいがあります。新しい分野に対しても、積極的に学ぼうとする意欲があり、業務範囲を「ここまで」と決めずに広くチャレンジしたいという方と一緒に働きたいです。

K.H
主体的な提案を歓迎してくれる会社なので、何かしらプラスアルファをつくっていたい人にはすごく向いているのではないでしょうか。逆に、言われたことだけをやりたいという人はフィットしないかもしれません。自分で考えて、取り組んで、改善していくというプロセスが好きな人には最適な職場です。

Y.H
とにかくウシオ電機は働きやすい会社だと感じています。みなさんもおっしゃっていたように、それぞれのやりたいことに対して力強くサポートしてくれる環境なので、何かに挑戦したい気持ちがある方にはおすすめです。
